にゃますて

ネパールの首都カトマンズのグルメを中心にお届けします。



僕の第三次納豆大戦は免れない【ロータス】

 

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第一次納豆大戦

https://www.instagram.com/p/BjHhF5_Dn1f/

納豆という存在を知らずに育つ幼少期

僕は納豆を知らなかった。完全に親父の影響だ。今になっても、親父は納豆を「腐った」と表現する。もちろん食卓に納豆が出たことは一度もない。普通の家庭なら、親父の好き嫌いのみでメニューが決まるなんてことはないのだろうが、うちの母親は一度も出さなかった。そのまま納豆を知らずに育った少年は、小学校の給食で初めて納豆と出会う。

 

難敵にざわつくクラスメート

月単位の給食献立表に「納豆」という字を見つけた。なんて読むのかもわからない。未知の食べ物に興味が湧き、友達に聞いてみると「なっとう」と呼ばれる、臭い食べ物だということがわかった。クラスには僕のような人間はいなかったが、好き嫌いという話題で盛り上がっていたのを覚えている。

 

苦い納豆デビュー

カルチャーショックでしかなかった。いつもはデザートが入っている円柱の紙の器にうす茶色の塊が入っているのだ。みんなの言う通りに、作業をこなしていくが、初めての臭いにビックリする。「これは、腐っている」、少年の防御装置が作動した。どうしても喉を通らない。友達にあげた。

 

納豆攻略法を見出す

慣れた様子でタレをかけ、リズミカルに納豆を箸でグルグルと混ぜているクラスメートを横目に、『ガリ、ガリ』。凍った状態の納豆を一番初めに、そのまま食べるのだ。臭さや味はほとんど感じない。大抵納豆は凍った状態で学校に運ばれて来ていたのだ。納豆アイス作戦で納豆創世記を過ごすこととなった。

「人生は場数だ」と誰かが言ったものだが、幾度も苦しい戦場をくぐり抜けて、納豆が食べられる"立派な"青年に育つ。

 

第二次納豆大戦

https://www.instagram.com/p/BjHhF5_Dn1f/

ココイチでの衝撃

 中学時代、剣道に打ち込んだのだが、顧問の先生がカレー屋のココイチに連れていってくれたことがあったのだ。親友だった部員が突然「カレーに納豆入れるとうまいの知ってるか?」と言うわけである。カレーと納豆、僕の家ではご法度な組み合わせである。親父の前でそんなことしようものなら、おそらく父は僕の顔を見て落胆した表情を見せたであろう。言われるがまま納豆トッピングをするのだった。カレーの上に納豆が乗っているという不思議に、中学生の理性は異常をきたした。ご飯、カレー、そして納豆をバランスよくスプーンに乗せて口へ運ぶ。衝撃が走った。ココイチに行けば決まって「納豆をトッピングする」ようになった。

 

納豆トッピングはネパールでもできる

 社会人になって海外生活も続き「日本の」カレーを食べる機会がめっきりなくなった。自然と納豆カレーともご無沙汰になった。しかし、ネパールには『ロータス』という日本食屋さんがある。カレーが看板のお店だ。そして納豆をトッピングすることが可能だ。可能だと言っても、納豆を別個にオーダーするだけだ。店主は納豆をトッピングとしては、おそらく、考えていない。メニューをみると、カレーと納豆は全く違うところに書かれている。そりゃそうか。

 

納豆ならベジカレーだよ

『ロータス』はカツカレーが有名なのだが、納豆と合うのは「ベジカレー」だ。ゴロゴロと入ってる野菜たちと納豆がよく合うんだよ。納豆は別皿で来るので、"1杯目"は半分だけカレーに投入。1杯目と書いたのは、もちろん2杯目があるからだ。ロータスでは1度だけご飯のお代わりができる。初めから終わりまで納豆カレーを楽しみたい、そしてお代わりもしたい、そんな僕は納豆を半分に分けるのだ。

 

最近は納豆カレーにハマってしまっている。どうしてもロータスに足が向いてしまう。知らないうちに、僕の第三次納豆大戦の火蓋は落とされたのだ。

https://www.instagram.com/p/BjHhF5_Dn1f/

 

アクセス

 

今日のニャマステポイントは......

99ポイント!!

本当にふざけた記事になってしまったが、納豆カレーをぜひ食べていただきたい。可能なら、一緒に食べに行きたいくらいの気持ちで書いた。ロータスで納豆カレーを食べている日本人を見たら、それは僕だ。そんな時はそっと大福でもおごってくれると嬉しい。ではロータスで会う日まで。

 

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