にゃますて

にゃますて!!ナマステ!!神々の国ネパールの首都カトマンズのグルメを中心にお届けします。



コタンからのお便り 〜ネパールの農村に住んでみて〜

Cat


 

拝啓 こんにちは

 

お元気ですか?坂元裕星です。ネパールのコタン村は今、冬の寒さもようやく峠を越えてくれて、昼間は日差しの温もりもとても暖かくなりました。山の緑が日々、優しく見えるようになってきています。

 

今、ネパールのコタンという村のYouMe(ユメ)スクールという学校でインターンを初めて、8ヶ月くらいが経とうとしています。

 ネパールに来ることができて、日々、今まで忘れていたようなことを思い出させてくれて感謝ばかりの日々を過ごすことが出ています。

 

自分が今住んでいるコタン村はネパールの首都カトマンズから車で12時間くらいのところです。緑が豊かな、自然に溢れて、山々の頂きから毎日力をもらえます。

 

コタン村にはライ族という民族が住んでいます。

日本にいた時は僕もあまり分からなかったのですが、ネパールには民族という同じ文化の共同体で暮らす集団があるんです。ネパールには100以上の民族集団があると聞いた時には驚きました。

 

ライ族の特徴はモンゴロイドの顔つきなので、日本人と同じような顔をしています。

自分はこのコタン村にいると「あなたはネパール人?」ってなんども尋ねてくるんです。

そして、しまいには、日本人の自分に対して道を聞くこともあるんです。笑



自分がコタン村に来て大変だと思ったことはコタンには水道とガスがないんです。

水の問題は深刻で雨季の期間以外は一切雨が降らず深刻な水不足になります。

飲み水は週に何度か水が配水されるのですが、それ以外のトイレやシャワーの水はほとんどありません。

なので、シャワーは毎週土曜日に30分ほど山を下って水が湧いているところに行って水を浴びます。

夏はとっても気持ちがいいんですが、帰りに山を登ると汗をかいて同じやんけって思います毎回笑 

日本みたいに寒くはないんですが、冷え込む季節は水が冷たいです。

でも身体を洗うのも週に一度だけなので、とても重要です。

 

トイレは10年ほど前までは2割の人しか所有してなく、みんな森や林でしていたそうです。

現在は8割の人が所有しており問題はないのですが、水がなく流せなくなるのが問題としてあげられます。

ここでは少しの水でも無駄にできません。

でもこういう時でもネパールの素晴らしさが出てきます。

もしもトイレの水ですら足りなくなったら、水が比較的余っている家の方が水をくれます。助け合いの精神が当たり前です。

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日々の生活は原始時代のような生活です。

料理をするときなんて、牧を斧で割ってかまどに火を起こしてから料理をします。

火を起こすときにはライターを使うんですが、それでもこんな生活をするなんて日本にいては予想もしていませんでした。

 

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同封したこの写真が、自分が毎日食べている料理です。ダルバートって言います。

 

みんな、このダルバートを手で食べます。最初コタンに来た時は、自分の分だけスプーンやフォークを準備してもらっていたのですが、今はみんなと同じように手で食べています。なんだか、手で食べた方が美味しく感じるのは自分だけでしょうか?

 

そして唐辛子をダイレクトを口に放り込むんです。

こればかりはネパールに長く生活していても自分にはできません。

そしてコタンにはレストランみたいなお店もないので、この村ではこのダルバートしか食べていないんです。

もちろん美味しいのですが、たまに違うものが食べたいなーって思うことがあります。

 

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見てください。この写真も。これを食べられる日は本当に最高なんです。

たまにチキンを用意してくれるんです。

 

チキンは野生のニワトリなので、そこらへんを走っているものを食べるんです。

これが本当に美味しいんです。皮はパリッパリで身は柔らかくてジューシー。

書いていながらよだれが出てきそうです。

正直なところ、チキンの味は日本のものより断然美味しいです。

直前まで生きていたんですもんね。命に毎回感謝して「いただきます」としっかりと言っています。チキンの味付けもピリ辛でご飯がとても進みます。

チキンが出てきた日はご飯をいつもより多く食べてしまいます。

日本に帰ってもまた食べたいな。

 

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電気に関しては

このコタン村にも一応電線はあって通っていますが、ほとんど停電しています。

電気はないと思ってくれても過言はないかもしれません。

電気がないので、夜遅くまで勉強することができないので、9時には寝て朝早くに起きて勉強を生徒たちはしています。たくましいですよね。

 

ある程度お金のある家はソーラーを持っています。

ソーラーに関しては日本よりも普及しているようなイメージです。

コタンの村の人はみんな携帯充電器と充電式の懐中電灯を持っています。

夜は真っ暗なので料理をするとき、トイレに行くとき、移動するとき、などとても重要です。

 

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コタンの生活は大変なことはたくさんあります。ですが、自分は首都のカトマンドゥなど都会にいるよりも今いるコタンの方が好きです。なんならここにずっといて生活をしたいです。

毎日人の優しさを感じ、GIVE&TAKE ではなく、GIVE&GIVEであるこの生活がとても素敵に感じます。

確かに都会には何でもあります。電気もあるし、シャワーもあるし。

一方コタンには何もないかもしれない。でも、ないところの中に、大切な何かがあるんじゃないのかな。そういう気がしているんです。

 

目に見えるものばかりを追い求めるのではなくて、無形のものにこそ、人生の財産があると思うんです。

 

コタン村ではほぼ全員の人が自分のことを知っています。自分と会うと必ず挨拶をしてくれて、元気かどうかいつも聞いてくれます。

そんな温かい素敵な場所にいます。

 

手紙が長くなりましたので、また送ります。

 

追伸 次は自分が学校の先生として働いているYouMe(ユメ)学校についてお手紙書きます。

 

法政大学4年 坂元裕星