ネパールデリバリー

ネパールグルメアンバサダー。世界最貧国ネパールの『美味しいもの』を食べ歩いています。観光から長期滞在の方まで役立つよう、多くの人で賑わうタメルのグルメを中心にご紹介します。『地球の歩き方』に載ってないような、ディープな情報も共有しています。

肉好きにはたまらない漆黒のブラックダルバート【タメルハウス】

ネワール式のレンガ造りのブラウンの建物の小さな入り口。恐る恐る抜けると、水槽の金魚とよくわからない淡水魚たちが出迎えてくれる。そこを進むと広いフロアに出る。 

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お目当はダルバート。

「ここのダルバートはうまいって聞いたんだけど、本当だよね?」というと

「そうだよ、ようこそ。ゆっくり食べていってな。」

 

と返すスタッフのダイ。

セットメニューを渡され見てみると、ページいっぱいにダルバートのフルコースメニュー(1150ルピー)が書いてあった。

「コースを頼むと、ここのページに書いてあるなニューが全部くるんだよね?」

「そうだよ。ベジタリアンコースもあるけどどうする?」

「肉が好きだから、ノンベジで。肉はなんの肉?バフ肉?」

「うちはバフ肉は取り扱ってないんだ。チキンとヤギとイノシシだよ。」

「そうなんだね、イノシシもくるのか。イノシシはネパール語でなんていうの?」

「バデルだよ」

「スングルとは違うんだよね?」

「バデルは野生さ!!!」

 

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「バイ、日本人だよね?すごいネパール語話せるね!!何年住んでるんだ?」

「6ヶ月だよ。そんなに長くないよ。」

「そうか!!すんごい短いのによく勉強したな!!俺は日本人が好きなんだ。」

「そうなの?僕もネパール人好きだよ。みんな気さくでしょ?」

「いや、日本人の態度はすごくいいんだ。いっぱい日本人がくるんだけど、それがまたいいんだよ。だから日本語いっぱい覚えたよ。」

「そうなんだね、俺もネパール人の心好きだけどね。」

「そうかそうか。気に入った。これサービスだから食べて。大豆の和え物だよ」

「おーダイ、ありがとう。やっぱりネパール人は好きだよ。」

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「これはスターターの豆のスープだよ」

「ダルじゃないの?これ?」

「ダルだけど、メインのプレートにもダルスープが付いてくるんだ。少し違うんだけどな。」

「いろんな豆が入っててうまいね、これ」

「まだ始まったばっかりだからな。これからいっぱいくるから。」

「はーい」

 

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「バイ、これ飲んで行きなさい」

「え?ラクシじゃん、酒いいの?」

「おう、気に入ったから、いっぱいだけ飲んでけ!!」

「サンキュー、ダイ」

「ネパールの酒はうまいだろ?カンパーイ(日本語)」

「おー、乾杯っていう言葉知ってるんだね」

「(ニヤ)」

 

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「スターターの2品目は、ジャガイモのポテトだよ」

「おー、カリカリしてうまそうだね」

「まだまだ料理はくるぞ、もしかして酔ってないよな?」

「酔わねえよ、1杯だけだぞ」

「じゃあ、もう一杯飲みなさい」

「帰れなくなったらどう住んだよ笑」

 

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「スターターの3品目はモモだよ」

「お、これうまいな。肉汁がプシャーって出てくるよ」

「うまいだろ。セットには3個しかつかないけど、アラカルトの一品メニューのモモには10個付いてくるぞ。」

「そうか、うまいけど、10個も食べたら、お腹パンパンだよ。それにしてもうまいね。あんまり癖もないけど。なんの肉?バフ肉じゃないよね?」

「そうだよ、この店はバフは使わないからな。これはヤギだよ。」

「そうなの?ヤギのモモか。これうまいね。ダルバート食べないんだったら、桃だけ食べに来てもいいくらいだよ。」

「そうか、よかった。喜んでくれて。」

 

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「はい、待たせたね。メインのダルバートだよ。」

「おーすごいね。うまそう。」

「野菜もご飯も肉もお代わりできるからな。お腹いっぱいになるまで食べて行きなさい。」

「はーい」

 

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「肉は3種類あるぞ。左から順番に、チキン、ヤギ、そしてイノシシだ。」

「すごいね。肉が3種類もあったら、ご飯が進んじゃうよ。」

「ハハハ。いいんだよ、それで。お腹いーーっぱいになるまで食べなさい。遠慮はしちゃいけないよ。」

 

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「ダルスープが黒いね!!レストランでは初めて食べるよ。」

「そうか!!家ではよく出るのか?」

「うん、お母さんが時々作ってくれるんだ。」

「そうか、そりゃあいいな。」

「メニューの中のブージャって何?」

「ブージャっていうのはご飯って意味だよ。」

「え?ご飯はバートっていうんじゃないの?」

「ハハハ。そうだよな。バートともいうんだけど、一番リスペクトがこもった言い方がブージャっていうんだ。お客さんをおもてなしするときとかによく使われる言葉だよ。」

「そうなんだね。日本では、ご飯のことをメシとかいうことはあったりするけどね。反対だね笑」

「ハハハ、そうか。覚えなきゃな。」

「覚えちゃダメだからね笑」

 

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「めっちゃくちゃ美味しかったよ、ダイ。もう満腹で動きたくないよ。」

「本当か?まだ食べられるだろ?」

「無理だよ無理。ぷぎょぷぎょ!!」

「ハハハ」

「俺、もう行くね!!」

「いやいや待て待て、まだデザートとチヤが残ってるぞ」

「あー、すっかり忘れてた。まあ別腹だから、ゆっくり食べて行こうっと」

「あれ?満腹じゃなかったのか?笑」

「そんなことないよ、デザートは別腹!!笑」

「そうか笑 うちのヨーグルトは少し他のとは違うぞ。ミックスされたナッツのパウダーとシナモンが入ってるんだ」

「え、それ美味しいの?なんかクセが強そう。」

「まあ食べてみればわかるよ」

 

「お、意外とうまい笑 ナッツが入ってるぶん、ヨーグルトに弾力があってとろ〜っとしてるね。シナモンの香りも爽やかでいい感じ。」

「よかった、口にあったか」

「俺は結構特殊だからね、もしかしたら日本人は苦手な人もいると思うよ」

 

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「最後はチヤかコーヒーどっちにする?」

「チヤかな、ダルバート食べ終わった後だし、そんな気持ち。あ、でも砂糖は抜いてね。ネパールのチアは時々甘すぎて飲めないから。」

「ハハハ、そうか笑」

 

「どうぞー」

「ありがとう、ダイ」

「一応砂糖もいるかもしれないだろ。そん時は自分で調節してな。」

「優しいね、ダイ。」

 

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「ダイ、ごちそうさまでした。お酒もありがとう。」

「おう、弟よ。またいつでも来いよ。」

「うん、今度は友達連れてくるわー、んじゃね。またお酒出してね。」

「今度来たらな。また会おう!!」

「また会おうね!!バイバーイ」

 

アクセス

タメルチョークを北に徒歩5分、右手にレンガの造りの建物が見えてきます。一見、お土産やさんかなと思ってしまいますが、看板『THAMEL HOUSE RESTAURANT』が見えます。レストランの入り口は写真の左側にある小さな入り口です。(地図)

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店内の様子

小さなトンネルのような玄関を抜けると広々としたメインフロアに出ます。寒かったのでストーブを出してくれました。スタッフが「あちゅちゅ」といっていましたが、これは「寒い」という意味だそうです。日本語と反対の意味だったので、面白いなーと思いそれを伝えると、みんな笑ってました。

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壁際のテーブル席には宗教の絵画やお面などが飾ってあります。メインフロアを見下ろせる2F席もあります。

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3Fには座敷席があります。

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最上階の4Fは屋根裏になっていて、サイドには専用のバーも併設されています。様々な形の席がありますが、個人的には4Fの席でゆっくり食べるのがオススメかなと思います。

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他のメニュー

セットで出て来たマトンのモモは一級品でした。大きさも口いっぱいになるくらいでかいです。1プレート375ルピーと、べらぼうに高いですが値段相応にうまいです。肉じるが「ブシャー」って感じです。

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ベジタリアン用ダルバートフルコース(1050ルピー)

肉が入っていない代わりに、「パニール」というカッテージチーズが入って来ます。野菜もたっぷりで、ノンベジより100ルピー安いです。

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