ネパールデリバリー

ネパールグルメアンバサダー。世界最貧国ネパールの『美味しいもの』を食べ歩いています。観光から長期滞在の方まで役立つよう、多くの人で賑わうタメルのグルメを中心にご紹介します。『地球の歩き方』に載ってないような、ディープな情報も共有しています。

立ち食いが出るほどの地元民がこよなく愛する絶品激安ダルバード【オム】

ダルバートダルバートダルバート

ネパールで「ご飯」といえば、ほぼ100%、「ダルバート」のことを指します。朝昼晩全てダルバートを、それも毎日食べるくらいの勢いの国民食のダルバート。長期滞在では、飽きるほどいただくわけですが、正直は話、一時期「ダルバート」を嫌いになってしまった時期がありました。日本人として育ってきた僕には、1日の中で同じ種類のご飯を食べること、または、毎日同じものを食べることに対してかなりの抵抗があり、気づかないうちにストレスになっていました。でも、毎日食べていると実は、ダルバートの一食一食に表情があることに気づきます。基本的には旬な野菜が入っていて、その季節ごとの一番美味しいメンバーの野菜が一皿に揃うわけです。

 

タクシーの運転手の界隈でひっそりと人気だったダルバート

「地球の歩き方」などではメジャーなレストランや店舗が紹介されているわけですが、そのほかにも隠れた名店は星の数ほどあるわけです。

 

口コミで人気に

タクシー運転手の中でひっそりと人気の店がありました。味が良くて、量が多くて、時間がなくてもすぐ食べられて、それでいて店内も綺麗なお店。そんなカトマンズの忙しいタクシー運転手にはうってつけの店が、彼らの仲間内でひっそりと人気だったわけです。徐々にその店の噂が広まり、今現在は地元民で愛されるようになったのです。

 

売り切れ次第閉店

11時から12時にかけてどんどんお客さんが店内に入ってきます。広々とした店内ですが、お昼のピーク時には席がなくスタンディングのお客さんも出てくるほどです。ダルバートを立って食べるなんて、なんて器用なんでしょうか。お客さんの流れは1時くらいに落ち着きますが、2-3時にはダルバートのおかずである「タルカリ」がなくなり閉店することが多いです。店の情報には6時閉店と書いてありますが、お昼時に行って確実に食べることをオススメします。

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ネパール人「すごい良いビジネスだよ」

僕「そんなに人気なんだね。どのくらいの人がくるの?」

ネパール人「実は、この前店主にそのことを聞いたんだよ。毎日、最低でも250食は出るんだって。しかもお昼でダルバートがなくなるから、終わったらすぐ店を閉めるんだよ。すごい良いビジネスだよ。」

僕「そんなに人気なんだね。お昼だけしか働かなくていいなんて、ネパール人にとってはすんごいいいビジネスだね。」

ネパール人「そうだよ。今1時でピークは過ぎたんだけど、もうマトンのカレーは僕たちでちょうど終わりだし。」

僕「モモセンターの人気とかビジネスとかすごいと思ってたけど、ここもすごいんだね。ネパールにもそんな店があるんだね。」

 

直径35センチの豪華な激安ダルバート(150ルピー)

お昼から豪華なダルバートで、「これを食べてしまったら昼から動けないよ」、と思いつつ食べていきます。ご飯の近くには大根やレモンが添えられています。レモンが添えられているのは珍しいですね。また、カゴに入った大量の「青唐辛子」「紫玉ねぎ」を持ってきてくれるので、お好みで取りましよう。

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豆のスープの「ダル」は、ダルバートの「ダル」です。ちょうどよい塩加減です。一口すすってから、おもむろにご飯にかけてしまうのがオススメです。

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ほうれん草とじゃがいもの「タルカリ」です。濃いめに味付けがされていて、ほくほくのポテトと、しっとりとしたほうれん草を、隣のご飯の陣地に、手をブルドーザーのようにして少しずつ移動させて、ご飯と混ぜて食べていきます。

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「アチャール」はかなり辛めのものでした。少し酸味も効いているので、箸休めのように時々挟むというぐらいが良い感じでした。

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これは「マトンのスープ」。さっぱりとした香草がかなり効いていて、僕はちょっと苦手でした。マトンのクセと香草の爽やかさが口の中で行ったり来たりする感じは新鮮でした。

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ここのダルバートはぜひ素手で食べてみてください

ダルバートは断然素手で食べたほうがうまいです。なぜかはわからないですが、スプーンで食べるのと比べると1.5倍はうまく感じます。満足感も得られます。店内入ってすぐ右手に手洗い場があるので入店時にまず手を洗いましょう。食べ終わったら、ここで手を洗ってうがいもできます。もちろん手で食べたくないよという方も、スプーンがあるのでご心配なく。

チキンorマトン?

入店時にカウンターのおじちゃんにダルバートの種類をオーダーします。肉は「チキン」と「マトン」があるのでどちらか好きな方を伝えます。

 

定番のサクサクチキン

ごろっとした大きなサイコロ状の鶏肉が4,5個入っています。脂分の少ない、サクサクとした部位が使われており、ご飯が進みます。

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クセが好きなら迷わずマトン

チキンに比べて細切れにされて小さなマトン、ここではヤギの肉がグレイビーな感じで調理されています。レバーなどの部位も混ざっていて、ヤギの独特なクセが苦手な人はやめといたほうがいいかなと思います。ただ、僕はマトンのクセのある香りや、歯ごたえのある弾力が好みです。時々レバーや、ホルモンのようなコリコリがあって、それを口の中でドリブルしながらご飯をどんどんかき込んでいきます。

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もちろん満腹にならない前には帰らしません

底知れないネパール人の食欲

ネパールのダルバートの特徴ですが、肉以外は『お代わり自由』です。右をみても左をみても「こいつら何号のコメくうんだよ」というくらいお代わりをしています。3号くらいは軽く食べてると思います。定期的にお兄さんが回ってきてご飯のお代わりをしてくれます。

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「タルカリ」や「ダル」もどんどんお代わりしよう

お代わりしたご飯の量に合わせて、おかずもどんどんお代わりしましょう。写真のような特殊な「お代わりマシーン」を持ってお兄さんが回ってくれます。「タルカリ」、「ダル」、「アチャール」、「スープ」など欲しいものの名前を言いましょう。

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ネパールのご飯はなぜかすぐにお腹が減る

「も、もうお腹いっぱいです」というくらいに食べてしまいました。ご飯も炊きたてで、おかずもうまくて、どんどん白飯を食べてしまうんですね。昼からはろくに動けなかったんですが、夜にはすぐお腹減るんですよね、不思議ですよ。日本のコメだったら絶対そんなに食べられないし、そんなにすぐにお腹減らないんですけどね。本当に不思議です。

観光でいらっしゃった方も、長期滞在の方も、現地の雰囲気に飛び込んで、ネパール人と方を並べて、ネパリースタイルの素手でダルバートをいただくのはいかがでしょうか。日本では感じることができない、新しい感覚を感じることができると思います。

 

アクセス

このダルバートが食べられるお店は【オム ( Om Swadishta Bhojanalaya )】です。本当にわかりにくい場所にありますが、グーグルマップにある通りにポカリを背にして小さな小道を抜けていくと、左手に見えてきます。正直、ローカル感が半端なくて入りにくいですよ。でも一度入ってしまえば、地元民がこよなく愛する本物のダルバートに出会えます。(地図)f:id:manjinote:20180114212116j:plain