ネパールデリバリー

ネパールグルメアンバサダー。世界最貧国ネパールの『美味しいもの』を食べ歩いています。観光から長期滞在の方まで役立つよう、多くの人で賑わうタメルのグルメを中心にご紹介します。『地球の歩き方』に載ってないような、ディープな情報も共有しています。

世界一辛いブータン王国の国民食『エマダチ』と幸福の関係【デッチェリン】

タメルでブータン料理が食べられる店がある

カトマンズのタメルでうまいブータン料理が食べられるとの噂、そしてそれが「チーズリゾット」のようでうまいとの噂を聞いて早速潜入してきました。

世界一辛いブータン料理

ブータン料理で特筆すべきは、トウガラシ(エマ)の多用である。これを香辛料ではなく野菜として大量に食べる。このため、世界で一番辛い料理だと表現されることもある。外国人が辛さに弱いことをブータン人は理解しており、観光客用の食事は辛さを抑えたものとなっているのが普通である。また、乳製品も豊富に使われ、カッテージチーズに近いダツィやバターも多用される。(wikipedia)

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ブータンの主食は『米』

パロなど西部では、標高が高いにもかかわらず、日本人の農業改革の成果から稲作が盛んです。ブータン人が好むのは「レッドライス」という薄赤い米で、粘り気は少ないけれど食べると意外ともちもちしていて美味しいです。他の料理もそうなのですが、標高が高いので、炊飯は圧力鍋を使って行われます。(ブータン料理 | 世界の料理、各国料理について)

 

 

国民食のエマダチとクワダチ

ブータン料理のカテゴリーには2つの料理名がありました。

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『エマダチ』は『エマ』と『ダチ』

ブータンでは『エマ』は唐辛子、『ダチ』はチーズのことをさします。日本語に直訳すると『チーズ唐辛子』、いかにも辛そうです。言葉の響きだけだと、

「ブータン人はみんな唐辛子が好きなんですか」と率直な質問をぶつけると、彼女はにっこり笑って答えてくれた。
「好きですよ。ほとんどの料理に入っていて、毎日食べています。唐辛子がないと食べた気がしないというか、ブータンでは唐辛子のない生活なんて考えられません」。(第12回 辛すぎるほどご飯がすすむ!ブータン料理 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

『クワダチ』のポイントは「じゃがいも」

『クワダチ』は『エマダチ』にじゃがいもを入れたものをさします。また、牛肉の干し肉を入れたものを『シャカムダチ』と呼ぶようです。

不敵な笑みと不可解な質問

 

エマダチとの出会い

僕「エマダチください」

ダイ「辛いの大丈夫?辛さどうする?」

僕「辛いの好きです、今日は寒いし辛くしてくだい。」

この会話が後々ストレートパンチになるとは、この時は知る由もありませんでした。

 

ブータン代表のエマダチ登場

エマダチはスープとご飯に別れて出てきます。

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いかにもスープをかけてくださいという感じの皿で出てきますので、早速かけます。

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エマダチさん、初めまして。

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なかなかうまそうです。見た目はチーズリゾットのような感じです。しかし、この緑色の野菜、インゲンではありませんよ、みなさん。

そう、全部唐辛子です。数えたら30本もの青唐辛子が入っていたのでした。

味は本当に、チーズリゾットのようで、ご飯とチーズが絡まり合って美味しいのです。ただ、唐辛子が襲ってきます。「辛いのが好き」と言ってしまった手前、食べるしかありません。5本くらい食べたところでしょうか、頭がカッカしてきてギブアップしました。ダイは笑っていました。

ダイ「辛いかい?」

僕「めっちゃ辛いです。いつもこんなに入れてるんですか?」

ダイ「いいや」

僕「え?」

ダイ「いつもは2本だよ」

僕「今回だけこんなに辛いってことですか?」

ダイ「そうだよ笑」

そうです、このお店のベーシックな唐辛子の本数は2本なんです笑

辛さもコントロールできるとのことなんで、臆することなく本数を伝えるといいと思います。ぜひ30本を笑 

 

チーズたっぷりのベジモモ

あまりの辛さに悶えていた僕にダイは、

「サービスだから、これも食べてみてよ。オススメなんだよ。」

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サーグとチーズのコラボがいい

見た目は普通のモモと変わりはありませんが、中を割ってみるとたっぷりの青菜が入っています。青菜と混ぜてあるのはたっぷりのチーズ。このチーズがつなぎの役割をしていて、また、まろやかな味にしてくれます。わざわざベジモモを頼むことってあまりないのですが、これならベジモモを狙い撃ちする価値があるなと思いました。

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もちろんモモにも辛いソースはついて来る

あんなに辛さに悶えていたにも関わらず、ダイは大量の辛味ソースを添えてくれました。全然嬉しくないです笑

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ブータン王国の唐辛子と幸せ度は関係あるのか

世界一幸せな国、ブータン

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ブータンといえば、辛い料理ではなく、「幸福度」が高いというイメージがあります。それと国王の幸せな姿。「幸福度」なんてどうやって調べたの?って思ってしまいますが、こんな記事がありました。

eedu.jp

記事の中で、ブータンの国民が幸福度が高い2つの根拠を示しています。

  1. 無理せず割り切る
  2. 幸せゾーン
1、無理せず割り切る

働き方のスタイルのことを示しています。仕事の量やスピードなど、せかせかと日本の働き方と真逆のようなスタイルです。 逆に、ネパールの働き方によく似ているスタイルです。ネパールでは、時間帯の感覚も沖縄時間のようにゆったりしており、集合時間に家を出たりするくらいです。みんなで仕事を同じ時間に始めるというような習慣はあまりまりません。しかし、学校の授業などは厳しく、早朝6時くらいに投稿したりしています。良い悪いは別として、学生の時の感覚を続けたら全く違ったネパールになるんじゃないかと思います。そのくらい時間の感覚は日本人と違います。

 

2、幸せゾーン

自分が幸せかどうかを判断する時の「範囲」の問題を示しています。ブータンでは「自分だけ」ではなく、家族や職場、コミュニティの人のことを含めて判断するようです。「自分」が置かれた状況を、「周りの状況」を加味して判断するということです。

 もしかしたら、日本人は「自分だけ」の状況で自分の幸福度を判断している傾向があるのかもしれませんね。ブータンの国づくりに1年間尽力された御手洗瑞子さんという方がブータンでの貴重な経験を共有されているようです。

ブータン、これでいいのだ (新潮文庫)

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働き方だけじゃなくて唐辛子が幸せのポイント!?

大量の唐辛子に頭がやられて、帰宅の途についた時、軽い「トランス状態」に陥りました笑 あまり、細かいことは考えられなくなり、「体があったかいなー、今日はもう早めに寝ようかな」という風に何も考えず就寝しました。もちろん働き方も幸福度に大きく関係あるとは思いますが、実は唐辛子の「食事」にも大きく原因があるのでは?と思いました。気持ちが落ちてる時って、夜中に「あーだこーだ」と考え込んでしまったりします。朝起きたら忘れてるくらいの小さなことを。唐辛子はそんな時間をカットしてくれて、マイナスな時間をもクリアにしてしまうのではないかと。そのくらい今回の唐辛子のインパクトは大きかったのでした笑 


アクセス

【デッチェリン】はタメルの入り口のヒマラヤンジャバの通りを入って、徒歩1分で左手に看板が見えてきます。看板の下の門をくぐると広い庭園がウェルカムしてくれます。(地図)

ひょうきんなダイが出迎えてくれます。この男、やる男です笑

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