ネパールデリバリー

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世界最先端!? 日本の57年先をネパールがゆく

ネパールが公式に使ってるビクラム暦が、西暦と57年差がある。今ネパールは2074年、と言われるとかなりの違和感を抱いてしまっていることについての話。

 

 

 

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ネパールは現在2074年です。もちろんタイムスリップはしてませんよ。西暦では2017年ですが、ネパール公式暦のビクラム暦では約57年先を指します。つまりこの暦は紀元前57年から始まったということになります。違う暦とはいえ、歴史の長さ、歴史のスケールから考えると、たった57年の違いってかなりニアピンな感じがしますね。この暦は、キリストが昇天する57年前に、インドの王様シャカ族との戦いに勝利したことを記念して始まったということです。つまりこの暦は、インド発祥の暦であって、聖人が亡くなった日ではなく、戦争勝利記念日が始まりということです。

 

ここで疑問に思うのは、シャカ族ってなんだ?ってことです。インドという大きな国と戦うくらいの強さを持っていて、シャカというぐらいだから、なんかお釈迦様となんか関係があるのかなと思いました。

wikipediaを解釈すると、シャカ族はインドの戦国時代の小国らしいです。同じインド内の小国コーサラ支配下にありました。最終的には、シャカ国はコーサラ国の王様の子供、つまり皇太子に潰されます。シャカ族の末裔は、現在ネパールのパタン地区で、仏像などを彫って仏教を伝えているみたいです。

この皇太子がシャカ国を潰したストーリーが人間臭いんです。まずこの皇太子は、コーサラ国の王様と、シャカ国の一般女性との子供なんです(なんでそんなことになるんだろうか、相手が支配下の国の女性だったから?)。この一般女性っていうのが、シャカ国の王が差し向けた召使いだったということが噂されます。ちょうどシャカ国を訪れていた皇太子をシャカ国の者が、そのことを暴露してディスります。それにムカついた皇太子は、ディスったその者だけではなく、シャカ国全体を恨み、自分の両親である王様、母親を恨みます。王様は皇太子に王座を奪われ、母親は失意のまま死亡。王位を奪い取った皇太子は、シャカ国に進撃しましたとさ…。

ディスられたからってそこまでするか?っと思ってしまいます。でも人間は大なり小なりそれに似た感情を持ち合わせているなとも思いました。自分も気をつけないといけないなと思いました。また、そのくらいの強い感情、強いエネルギーを良い方向に向けれたら、こんな私に考察されることもなかったのかなと思います。もちろん王様にまでになったのだから、すごい人だとは思います。

 

シャカ族の下りが長くなりました。確認しました、釈迦はシャカ国出身です。

暦の話に戻りますが、ネパールでは西暦と併用してビクラム暦が使用されています。ビクラム暦がわからないと不便な時をまだ経験したことがありませんが、お役所や何かの契約の時には使用されることもあるようです。主には、ネパールの行事祭り宗教はこのビクラム暦をもとに行われています。もっとネパールを楽しむにはビクラム暦を味方につけないといけないみたいですね。ガンガン覚えていこうと思います。