ネパールデリバリー

『清く、正しく、美しく』がモットーのネパールデリバリーですっ!!民族楽器と独特のリズム感の音楽、ちょっとコミカルで憎めない映画、スターバックスに負けないCafeや、見慣れない品揃えのギョウザセンター、旅行のエッセンスになるローカル情報…など、人生を深く愉しむ文化と、アイテムをお届けします。

引きこもりが営業西日本ナンバー1になった話①

引きこもりから脱出するために

俺は何をトチ狂ったか…

強制的にバイトを3つ掛け持ちした。

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荒療治ってやつだ。

 

その1つがクレジットカードの営業

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山口県の小さなデパートの買い物客に

カードを作ってもらうお仕事。

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ココで俺は変な営業をした。

 

バイトを初めてたった1ヶ月で

ただのバイト君が西日本でトップになった。

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初めて男を雇ったと言われる

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採用面接時、女性マネージャーが

「長いこと働いてきたけど

 ココで初めて男を雇うわ」

といってきた。

カードの営業って女性の仕事だっけ?と

思いつつ、「そうなんですか!頑張ります!!」と

なんとか仕事が欲しい俺は大きな声で答えた。

無事採用が決まり

研修も終えていざ営業に駆り出された。

営業といっても新人社員の後ろにいるだけ

お買い物客に挨拶して

「クレジットカード作りませんか?」

とベーシックな声かけをしていく。

いたって正統派な営業だ。

1日中彼女と一緒に行動して

2人だけがカードを作った。

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時給800円で5時間の4000円のバイト君と

社員の2人で1日で2枚のカードって

本当に利益出てるのか?と思った。

この同伴営業が1週間続いて

巣立ちして一人で営業する日が来た

 

基本的には断られてメンタルやられる

社員さんに教えてもらった通りに

明るく大きな声でお客さんに声をかけていく。

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真っ青のポロシャツ(カードの大きなロゴ)を着て

プラカードを持って営業をかける。

いかにも仕事しますよーって格好で。

「カード作りませんかー?」

「お得なカードです。」

っていうぐらいしか武器はなかったので

そればかりを連呼した。

もちろん何百人と断られる

 

クレジットカードは悪であるという

イメージを持っている人も少なくなく

嫌な顔をされるのがほとんどだった。

 

記念すべき初日は1枚だけ契約が取れて

残った時間はトイレで携帯をいじっていた

 

全然契約が取れない→おもんない

その後も断られまくって

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自己否定されているような感覚にさいなまれて

トイレでサボることが多くなった。

1日のバイトのうち半分は

トイレに隠れていた。

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社員さんも館内を歩いてバイトたちの動きを見ている。

俺がトイレでサボっていることがバレても

「調子が悪い」と嘘をついてその場をやり過ごした。

毎日社員さんを困らせてしまっていた。

とにかくおもしろくなかった

引きこもりから脱出したばかりで

体力的にもメンタル的ににも

最弱の時期だったということもあった。

とにかく我慢すればバイト代がもらえる、

時間よ早く過ぎろと思っていた

 

おもんないのは断られるからだ

トイレの中で考えたのは

「断られるからおもしろくない」

だから断られなければいい。

じゃあどうするか?

百発百中で営業かけるしかない。

そんなの無理かー。

他のバイトはどうしてるのか?

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そうだ見に行こう。

 

職場で一番の営業成績のおばちゃんを尾行

1日に6,7枚の契約を取るおばちゃんがいた。

一番、手っ取り早く

おばちゃんの営業を真似すればいいんじゃね?

館内を探し回ったら

おばちゃんは商品の棚を見ていた。

 

特に営業しているわけではなくて

お客さんと変わりないようなそぶりで

買い物をしているように見えた。

おばちゃんは自分の気配を消して

お客さんにさりげなく近寄っていき

長年の営業トークを展開して

そのまま契約を取るという戦法だ。

とにかく真似してみよう。

 

根本的な問題→武器が俺にはない

マネしてみた。買い物をしているそぶりで

買い物客に近寄っていき

営業トークをしていく。

そしてうまくいかないことに気づく。

そもそも営業トークなんてないのだ。

新人がそんなもの持ち合わせていない。

クレジットカードのこともよくわかってないし、

営業トークなんてほぼ無いに等しい。

おばちゃんの営業スタイルは

長年の経験があってこそ成り立っていたんだ。

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真似するものを「まちがえた」と悟った。

じゃあどうすればいいんだ。

俺はまた、ふりだしに戻った。

 

でもヒントを見つけた

おばちゃんが買い物客のようにしていた。

その姿にヒントを得た。

「営業するのやめたらいいんじゃないの?」

そもそも

「一人でやる必要ある?」

という考えが浮かんできた。

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例えば俺が買い物してて

男一人がいきなり近づいてきて

しかも、そいつがクレジットカードを

作らせようとしているとわかったら…

嫌な気しかしない

「邪魔すんなよ」「話かけんな」

って内心思う。

でも今までやってたのは

そうゆうネガティブな感情を起こさせるものだった。

 

じゃあ、一人で行動するのをやめて

しかもクレジットカードを作らせようとするのを

やめたらどうなるか。

時給800円をもらっておきながら

営業をやめてしまうバイトなんて

経営者にとって最悪の存在だ。

 

でも「人と同じことをしたくない」

「人から言われたことをしたくない」

っていう感情は誰しも持っている感情だ。

 

どうせなら

他人と思いっきり逆のことをしてみる

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バイトという身分だからできることだ。

ここから実験的な働き方が始まった。

 

 

つづく